株式会社ベルシステム24 様 ISO/IEC27001、及び、ISO/IEC27017を認証取得されました。

株式会社ベルシステム24様は、国内で初めて本格的なコールセンターサービスを開始した業界のリーディングカンパニーです。 1982年の創業以来約40年にわたって、コールセンターアウトソーシングを中心とし、 培ってきたノウハウと最先端テクノロジーを融合した様々なサービスとCRMソリューションを提供しています。 エンドユーザーと企業をつなぎ、多くの実績と信頼を築かれています。


写真右より
シニアソリューションマネージャー 西本 啓一様氏
ソリューションスペシャリスト 今井 大輔氏



ISO/IEC27001を導入されたきっかけや目的を教えてください。

2020年5月からクラウド型コンタクトセンターシステム「BellCloud+®」をリリースいたしました。 「BellCloud+®」は、サーバー構築やデータセンター等を必要とせず、小規模から大規模まで、期間を問わず利用することが可能であり、音声基盤としての機能に加え、チャットやWEBなどのデジタルチャネルを活用した自動応答によるコンタクトセンターの無人化対応、消費者やオペレータの感情解析など、次世代コンタクトセンターの実現に向けた最新のテクノロジーを搭載しています。 様々な機能を有するコンタクトセンター基盤であるからこそ、安定したサービス品質の提供と情報セキュリティの確保が必要と考えています。 そこで、クラウド固有のリスクを考慮し国際標準に則った専門的な対策を講じることで情報セキュリティを向上し、お客様に安心してサービスをご利用いただけるよう、ISO/IEC27017を取得することにいたしました。

ISO/IEC27001を導入から認証取得するまでの出来事で印象に残ったなどございましたらお教えください。

当時「BellCloud+®」の基盤を構築するとともに、ISMSの整備やクラウドセキュリティ対策の検討を進めたため、目まぐるしい忙しさでした。

またクラウドセキュリティの要求事項は非常に高度であったため、適合させるための対策を検討するのに苦慮しました。

 

ISO/IEC27001導入を通じて貴組織にどのような変化がありましたか。

ISMS、クラウドセキュリティの導入を通じてルール・手順を体系的に整備したことで、各メンバーの情報セキュリティ意識の醸成と共有ができ、業務品質を高い次元で平準化させることが実現できました。

その甲斐あって、「BellCloud+®」の提案時、認証取得サービスであることだけでなく、規格に則ったサービス仕様や運用手順について説得力のある説明ができ、お客様から高い評価を得ることができております。

ISO/IEC27001導入、取得にあたり、当社コンサルティングはいかがでしたでしょうか。

当初、自社リソースのみで対応することを考えており、ISO事務局専任者やISO/IEC27001の経験メンバーが少なく、大きな労力と多大な時間がかかることが想定され、社内に約束したスケジュールを本当に守れるのかという懸念がありました。

そこでISO取得コンサルタントを依頼することにし、複数社にご提案いただいたところ、最も具体的なアクションかつ現実的なスケジュールと、手厚いサポート内容を提示いただけたのはバリューアップジャパン様でした。

そして実際の構築対応においては、短いサイクルでの進捗確認と的確な実施指示、そして不明点に対する端的な回答を提示いただけるなど、様々な知見とアドバイスを頂戴し、また親身になってご指導いただき、無事に認証取得ができました。

ISO/IEC27001の今後の活用や抱負があればお聞かせください。

認証取得がゴールではなく、規格を活用してリスク低減し高品質なサービスを提供することで、「BellCloud+®」をご選定頂けたお客様が安心してご利用いただけることが目的と考えております。

「BellCloud+®」は進化していくサービスであり、お客様のご期待に沿えるようサービス拡充を図り、そのサービスに応じた認証を増やすことで、より安心していつまでもご利用いただけるサービスを提供できるよう、今後も努めてまいりたいと考えています。