第5回:不当廉売とは?

現在の企業環境は変化が早く、それに合わせて法改正も行われることから、法令遵守は非常に重要な経営課題であり、コンプライアンス違反のリスクが高まっています。法令違反は個人情報保護法、外為法、景品表示法、独占禁止法等あらゆる法律において顕在化する可能性があるものの、特に独占禁止法は違反による課徴金が巨額となることからも、違反を予防する取り組みの重要度が特に高いと言えます。

巨大IT企業に対する規制や制裁は、データの収集・利用の在り方が問われており、情報セキュリティにも関係することから、今回法務部門の方を対象に、当社コラムも執筆している多田弁護士監修のもと、独占禁止法の基礎を理解するための動画を12回に渡ってお届けします。

概要

原価を大幅に下回る価格で商品を継続的に販売する「不当廉売」について解説します。企業努力による通常の安売りやセールはセーフですが、他社の事業継続を困難にするような不当な低価格販売は独禁法違反となります。不当廉売の定義と適正な価格設定のポイントを学びます。

主な学習ポイント

  • 不当廉売の基本概念と通常の安売りとの違い
  • 原価を下回る価格設定が及ぼす競合排除リスクと独禁法上の規制
  • 違法とされる判定基準(供給対価の低額性、他社の事業活動への影響など)

監修・顧問弁護士 多田幸生
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