東葛食品様FSSC22000を認証取得されました。

東葛食品株式会社様は、中華まんを専門とした製造販売をされており令和4年9月に創立56周年を迎えた歴史ある会社様です。
華豚包(はなとんぽう)肉まん・あんまんは、東葛食品様のオリジナルブランドです。
伝統的な技術をもとに、厳選した材料で開発し、お客様に安全安心をおいしさと共にお届けしています。

写真真ん中 峰松慎一様(営業部課長)
写真右より 鈴木尚子様(品質管理室課長) 大坂恵子様(品質管理室主任)

FSSC22000を導入されたきっかけや目的を教えてください。

弊社は2010年からISO9001を運用しております。10年以上運用しているとマンネリ化してしまい、なんとかしたいと思っておりました。社内からは、食品の品質安全のレベルアップのためにもISO22000に取組んだ方がよいのではないか等の意見もでておりました。
2021年に取引先様よりアメリカでの大豆ミートまんの販売の話があり、製造するためにはFSSC22000の認証が必要と言われました。

FSSC22000を導入から認証取得するまでの出来事で印象に残ったなどございましたらお教えください。

ISO9001にはない、文書や記録が考えていた以上にあり、8か月後の認証に間に合うのかと度々不安になりました。
書類のフォーマットなどベースを提案していただいたので、活用させていただきました。
また、内部監査においても、弊社だけでは全項番で質問を考えることは難しかったと思います。


FSSC22000導入を通じて貴組織にどのような変化がありましたか。

食品安全に関する意識が高まったと感じます。
今までは顧客の要求や不適合になってから対応していましたが、先手で対応することの重要性を改めて認識できました。また、一部門だけでなく、全部門で水平展開が進められるようになったと感じます。
そのために食品安全チーム内でコミュニケーションをとり、情報共有を確実に行うようになりました。

FSSC22000導入、取得にあたり、当社コンサルティングはいかがでしたでしょうか。

古い工場なので、最初はどこまで修理する必要があるか不安はありました。すぐに直せないものについては代替え管理でリスクに応じた対応を提案していただき感謝しております。自社にあったやり方で進められたと思います。
また、2022年夏に取得したいという、弊社の要望通りに対応いただいた事も感謝しております。
毎回進捗状況の確認をおこなっていただいたので、社内でも優先順位をつけ、かつ期日を設けて取り組むことができました。ありがとうござました。

FSSC22000の今後の活用や抱負があればお聞かせください。

食品安全のレベルアップにこのシステムを活用していきたいと思っております。
このシステムを人材育成にも活用したいと考えております。