株式会社東京ニュース通信社様がISO/IEC27001を認証取得されました。

【情報資産を適切に管理する仕組みを確立し、企業としての信頼を得る】

バリューアップジャパン(東京都新宿区 代表取締役社長 小林達司)が支援した、株式会社東京ニュース通信社様 (東京都中央区 代表取締役社長 奥山 卓様、以下、東京ニュース通信社様)が、情報セキュリティ基準の国際標準規格ISO/IEC27001の認証を取得されました。
東京ニュース通信社様は、デジタルコンテンツ事業を中心とした、業務で扱うあらゆる情報資産の厳格な管理と企業としての信頼を得ることを目的とし、情報の機密性、可用性、完全性の確保の為にISO/IEC27001の仕組みを導入し国際的に認知された情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の仕組みを確立されました。

【ISMS導入に当たって】

「限られた資源で価値の高い情報資産をいかに守るか」、「現場にセキュリティ意識をいかに根付かせるか」が今回のISMSの一貫したテーマでした。洗い出されたセキュリティリスクに応じたユーザ部門向けの「セキュリティ10箇条」を確立し、スリムかつ効果的なセキュリティ文書をオリジナルで作成しました。また、デジタルコンテンツという業務に関連の深い著作権関連の法律についても導入教育を通じて学びました。

【ISO27001認証取得の目的】

当社は「放送番組や放送芸能、その他エンターテインメントに関わる情報を主として、それらを収集・加工・編集を行い、広くお客様に、その利便性と正確性を考慮した情報商品の製作・提供を行うこと」を目的とした企業です。その中で当社の事業、特にデジタルコンテンツ事業局においては、顧客の機密情報や個人情報(以下、情報資産)および自社に関わる情報資産の取り扱いについては、昨今の社会情勢を顧み、厳格に管理すべきであると考えISO/IEC27001の認証取得を決定しました。

【ISO27001の構築・認証において良かった点】

今回ISMSを構築するにあたり、あらためて業務フローを一から順序立てて見直す機会ができ、今までの運用に関する様々なルールを文書化、明確化する事ができました。また情報資産の価値を部内で共有する事が期待以上に実現できた点が良かったです。

【ISO27001の今後の活用について】

今回の導入で、情報の取扱いに対するセキュリティの意識が高い企業として取引各社様に認知していただけると思います。また、今回はデジタルコンテンツ事業局事業部という社の一部での取得となりましたが、今後は全社的な取り組みとして検討・導入をしていきたいと考えています。

正面左1番目より、BSIグループジャパン株式会社  代表取締役社長  竹尾直章
正面左より2番目:
【トップマネジメント】株式会社東京ニュース通信社 取締役デジタルコンテンツ事業局長 寺村剛氏
正面左より3番目:
【CISO】東京ニュース通信社 デジタルコンテンツ事業局次長兼事業部長 水野邦彦氏
正面右より3番目:
   【事務局長】東京ニュース通信社 デジタルコンテンツ事業局事業部副課長 大槻文彦氏
正面右より2番目:
   【内部監査責任者】東京ニュース通信社 デジタルコンテンツ事業局事業部課長 菊地克英氏
正面右1番目当社 代表取締役社長 小林達司