伸栄学習会(スフィンクス株式会社)様がISO29990を認証取得されました。

~学習塾・基金訓練において国内初!~

二極化が進む学習塾業界】

「現在、当社のような個人塾は経営者の高齢化などもあり徐々に減ってきており、全国的に子どもの数も減少傾向にあります。ただ、首都圏に限っては減少しておらず、需要は全般的に見て横ばいと見ています(代表取締役 青沼隆氏)」。このように、少子化で、業界全体が右肩上がりではない現状の中、他社との差別化も見据えていち早くISO29990認証取得を決意されました。

【ISO29990認証取得の目的】

1.組織としての目的・目標をスタッフ全員が共有すること
2.講師も含めてスタッフ全員の業務を可視化し、個々人による判断のずれを最小化すること
3.達成目標を明示してスタッフに能力開発の必要性を認識してもらい、能力開発の効率を高めること

【認証取得にあたり苦労した点】

代表取締役 青沼隆氏
特に若いスタッフはISOそのものに馴染みが薄かったため、規格要求事項の言葉の意味一つひとつを咀嚼することから手探りで仕組み作りを進めていました。特に苦労した点は文書作成だったと思います。

事務局 桜井雄基氏
ISO規格についてゼロからスタートであり、これまで手順を可視化して仕事の結果を記録に残すという風土がなかったため、当初は慣れなかった。

内部監査責任者 山内雄司氏
審査日は東日本大震災による液状化で本部の浦安が被災しており、審査を受けられるのかと心配だったが、これまで一緒にプロジェクトを進めてきたコンサルタントの同席があったため落ち着いて対応することができた。

【認証取得のメリット】

~代表取締役 青沼隆氏~ 
各自の役割・責任が明確になり、これまで実施していた事務ミーティングや業務ミーティングが課題共有や見直しの機会として機能するようになった。

~統括 松元秀文氏~
構築する中で組織全体が可視化できるようになった点が良かった。審査においては、受講生へのフィードバックのアプローチや力量に応じたフォローの等について気づきを得られ、改めて自社の強みを認識できた。教育者に対する専門的な審査を受けられた点が有益であった。

~事務局 桜井雄基氏~
これまで受け身だった業務が主体的になり、認証取得によって自分たちの提供している授業が国際標準レベルであることを認識できたことは自信にもつながった。 ~事務局 泉沢賢司氏~ 講師も含めた全スタッフのモチベーションが上がり、組織全体が活性化されたと感じる。これは全員参加でプロジェクトを行ってきたことの成果であると思う。

~内部監査責任者 山内雄司氏~ 
東日本大震災と重なったことで、リスク管理を具体的に検討できたことはよかった。BCPを作成できたことも大きな成果であり、審査員の適切なアドバイスが役に立った。

【認証授与式を終えて】

~BSIグループジャパン 代表取締役 竹尾直章氏~ 
厳しい審査を不適合ゼロ、グッドポイント3つで通過されるのは好成績に値します。認証取得は1つのゴールではあっても最終目的ではありません。PCDAサイクルを機能させることでお客様学習塾・基金訓練においてもそのようになることを期待します

~代表取締役 青沼隆氏~
今回の認証取得を新たなスタートと位置づけ、今後も受講生の学習目標達成に寄与する「最高品質の学習サービス」提供を目指す。

【バリューアップジャパンのコンサルティングサービス】

~代表取締役 青沼隆氏~ 
なるべく既存の仕組みを活用する、という視点でアドバイスをいただき、当社に合った仕組みを構築できた点がよかった。 ~統括 松元秀文氏~ 既存業務の棚卸を行い、可視化することは大変ではあったが、そのおかげで自社に合った仕組みを作ることができた。

伸栄学習会(スフィンクス株式会社)
内部監査責任者 山内雄司氏(正面左から2番目)
統括 松元秀文氏(正面左から3番目)
代表取締役 青沼隆氏(正面左から4番目)
事務局 泉沢賢司氏(正面右から2番目)
事務局 桜井雄基氏(正面右から1番目)

BSIグループジャパン株式会社
代表取締役 竹尾直章氏(正面から3番目)
当社代表取締役 小林達司(正面左側)